毎日の仕事、家事、通院、介護などの合間にちょこっと一休みしませんか。
今回はおすすめの映画をご紹介します!
「ハロルドとモード 少年は虹を渡る(1971)」
1971年に公開されたアメリカ映画『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』は、
少し風変わりな少年と、破天荒な老女心の交流を描いた、カルト的人気を博す作品です。
ハロルドは、裕福な家庭に生まれながら、狂言めいた死の演出に耽溺する風変わりな少年です。
母親の無関心や上流階級の空虚さの中で、彼は自殺のふりや他人の葬式への出席を趣味にして
生を拒絶するように生きていました。ある日彼は、同じように見知らぬ人の葬式に来ていた一人の老婆、
モードに出会います。車を取っかえ引っ変え盗み乗ったり街路中を森に植え替えたり、
枠に囚われないアナーキーな彼女の言動に振り回されながら、彼は生きることの意味を彼女から学んでいきます。
やがてハロルドはモードに惹かれ始めます。生きることへの実感、意義、それらへの肯定を、
彼女の存在を通して理解していく様子は、同時に観る者にそれぞれの人生の在り方を問いかけます。
監督は『チャンス』『さらば冬のかもめ』などで知られるハル・アシュビー。
シニカルながらどこか寓話的な、人間らしさを感じる彼の演出がこの映画の魅力のひとつとなっています。
また、劇中に流れるキャット・スティーヴンスの音楽も印象的です。
穏やかであたたかいメロディが、モードの生き方と重なり、観る人の心にやさしく響きます。
友情とも恋愛ともつかない、それでも確かに二人の間に存在したつながりや、
何度も描かれる生と死の対比は、当時のアメリカにおける自由に生きることの憧れやその難しさを体現しています。
アメリカン・ニューシネマのカルト的作品である本作は、現代に生きる我々にも新たな発見と気づきを、
そして「どう生きるか」を考えさせてくれるでしょう。
・ハロルドとモード 少年は虹を渡る(1971年の映画)(2025年8月16日 (土) 08:07 UTC) 『ウィキペディア日本語版』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%A8%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89_%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%AF%E8%99%B9%E3%82%92%E6%B8%A1%E3%82%8B
・ハル・アシュビー(映画監督)(2025年4月20日 (日) 12:29 UTC) 『ウィキペディア日本語版』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%93%E3%83%BC
